台湾最南端屏東県の地下ダム視察

袋井YEG2014

2010年06月26日 17:26

袋井商工会議所青年部の6月定例会、「台湾研修旅行」の報告です。

研修旅行二日目に台湾最南端の屏東県の林辺渓という川にダムの視察に行きました。

現地に到着すると、原住民族の首長さんが出迎えて歓迎してくれました!


豹の皮にトラの牙、イノシシの牙を身にまとって記念品の交換式です。

今回視察に行ったダムは、今から80年前に袋井市出身の「鳥居信平」氏という水利技師が作ったそうでして、
「二峰圳(にほうしゅう)」という伏流水を利用した環境型地下ダムです。

まあ~偉い人が袋井市にいたものです。
偉いですね~

80年前に作られたにもかかわらず、現在も現役バリバリで使用されていますし、
最近の大きな台風被害にもビクともしなかったそうです。

川辺を掘って堰提を埋めて作ったダムですので、川を見回してもダムらしいものが何も無いので、
ちょっと、ピン!ときませんが、
川の水は、こんな感じにひどく濁っています。


どうかな?分かるかな?

それが地下ダムの天然のろ過作用によって、用水に流れる水は、こんなにきれいになってしまいます。


この水は、飲んでも大丈夫だそうです!
本当にきれい!水でした。

暑い夏の日に泳いだら、気持ちいいだろうな!って思っていたら、
な!ななんと、地元の消防士の方が川えびを取っていました。

のどかな感じです。

このきれいでたっぷりの水をサトウキビや米などの農作や、地元の生活用水として利用しているそうです。
それにしても、本当にきれいで気持ち良さそうでした!

ああ!そうそう、どっかの白○君が川を覗いていたらサングラスを落っことしたんだっけ!
やれやれ!です。

川海老を取っていた地元の消防士の方に拾ってもらい、川を汚さずにすみよかったです。
ちゃん!ちゃん!

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